「瑠璃玉薊・ベッチーズブルー」
綺麗な瑠璃色の花が夏の雰囲気を醸し出します。一方で日本には古くから肥後体(ひごたい)という花があります。日本が大陸と地続きだったころから分布する植物と言われ、植物地理学上貴重な存在です。 阿蘇の草原に咲くものがよく知られています。 貝原益軒の「大和本草」にも登場し、江戸時代の中期から栽培されていたことがわかります。 環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されています。写真の花は 瑠璃玉薊で、ヨーロッパ原産の近縁種です。
花言葉は「実らぬ恋」
私は、瑠璃玉薊を見ると宇宙をイメージします。